こんにちは。ゆい訪問看護ステーションです。
離れて暮らす親御さんと電話をして、
「ちゃんと食べてるよ」という言葉にホッとした
はずなのに、なぜか胸のざわつきが消えない。
そんな経験はありませんか?
冷蔵庫の中をのぞく機会が減ると、
食事の様子は想像するしかありません。
以前は料理が大好きだった方でも、
年齢を重ねて体力が落ちると、
「食べること」そのものが大きな負担に
なってしまうことがあります。
食事は毎日のことだからこそ、
小さな変化は身内でも見逃しがちです。
けれど、その小さな積み重ねが、
親御さんの気力や体力を
少しずつ削っているのかもしれません。
「食べている」と「足りている」は違います
「食べているよ」という言葉の裏側に、
こんな状況が隠れていることは珍しくありません。
✅ おにぎりやパンだけで食事を済ませている
✅ 同じお惣菜が何日も食卓に並んでいる
✅ 水分をほとんど取っていない
✅ そもそも、食卓に座る回数自体が減った
買い物に行き、料理を作り、後片付けをする。
私たちには当たり前の動作も、
お体に不調を抱える方にとっては、
気が遠くなるほどの重労働です。
その結果、
「準備が楽なもの」「喉を通るもの」
ばかりに偏ってしまうのです。
台所は、心と体の鏡です
私たち訪問看護師は、ご自宅に伺った際、
お皿の上だけを見ているわけではありません。
ご本人の体調はもちろん、生活の端々に隠れた
「サイン」を丁寧につなぎ合わせていきます。
たとえば、「最近、急に痩せていないか」
「飲み込みにくそうにしていないか」。
さらには、「冷蔵庫の中身は腐っていないか」
「食後の薬が飲み残されていないか」。
「食欲がない」という一言の背景には、
ただの好き嫌いではなく、身体のだるさや、
ふとした孤独感、気力の低下が隠れていることも
あります。
食事の変化は、いわば
「生活の変化そのもの」でもあるのです。
「まだ大丈夫」の言葉に隠れた親心
たまに実家へ帰り、「少し痩せたかな?」と感じても、
本人が元気に振る舞っていると「気にしすぎだろう」
と自分を納得させてしまう。
そんなお話を伺うことも少なくありません。
📞 電話だけでは分からないこと
✅ 食器を持つ手が震えている
✅ 食べこぼしが増えている
✅ 台所に立つ時間が短くなっている
✅ 食材の減り方が以前と違う
こうした変化は、
実際に生活の場を見ないと分かりません。
親御さんは、子どもに迷惑をかけたくない一心で、
無理をして「大丈夫」と言ってしまうものです。
だからこそ、生活の場に入り、継続的に見守る
プロの目が必要になります。
その不安、一人で抱えないために
「今日はちゃんと食べたかな」
「栄養は足りているだろうか」
離れて暮らすご家族にとって、
この不安に終わりはありません。
毎日ひとりで考え続けるのは、とても苦しいことです。
ゆい訪問看護ステーションでは、医師の指示に基づき、
大阪府高槻市を中心に看護を行っています。
病気や障害があっても、
最期まで住み慣れた家で過ごしたい。
その願いを支えるのが、私たちの役目です。
「以前より元気がなくなった気がする」
「ちょっと食が細いかも」
そんな、言葉にするほどでもないような
違和感の段階で構いません。
まずは、今感じている不安を
そのままお聞かせください。
大きな変化が起きてしまう前に、
一緒に状況を整理してみませんか。
お電話でのご相談も、いつでもお待ちしております。
